「活動レポ♪ベビードラマ編」

「活動レポ♪ベビードラマ編」

コロナウイルスで混乱した毎日ですが皆様いかがお過ごしでしょうか?
私達劇団AFRICAも3月は例年に無い忙しさでパンパンのスケジュールだった。はずが全て中止・延期になってしまいすっからかんになってしまいました😥
この空いた時間を有効に使うべく、長年放っておいた舞台美術の修復作業や衣装のほつれや新作制作の時間に精を出しています。

さて、社会が混乱に陥るちょっと前まで、
こども劇場さんとのご縁で、北九州芸術劇場やももちパレス、鹿児島市内でベビードラマ公演や全年齢対象の「パッティパタパ」を上演し沢山の小さな人から大きな人までの出会いがありました。

特に北九州芸術劇場は舞台装置のおかげで、史上初の壮大な○△□ちゃんセットが出来ました。
アフリカの布効果ってすごいですねー。
そこにあるだけですごい存在感です。

ベビードラマとは0〜3歳までの乳幼児親子の為のアフリカンパフォーマンス。
私たちの作品では
小さなこども達はもちろん、お母さんが安心して楽しく過ごしてもらうために数々の工夫をしています。
・パフォーマンスエリアと観客スペースに区切りを作らない。動き出しても楽器を触りに来てもOK!時に小さな子供達が出演者となりながらそこにいる皆と空間や音を楽しみます。


・お行儀よく鑑賞してもらわない為に色々なクッションを配置しています。
・こども達に飽きさせない流れでは無く、小さな目線や感覚に寄り添ったものから共に発見していく事に重点を置いています。音楽になるまでの音・音・音。大人にとっても新しい発見の連続です。


・嘘の音やダンスで誤魔化さないこと。小さな人達はそういう媚びたものを見抜く力があります。
パフォーマーの根っこが問われる時です。
・全て自然の素材から紡ぎ出される音ばかり。段階を踏めば大きな音でも赤ちゃん達はノリノリです。

OH!書き出すと止まらないので、この辺で・・

よく「こども向け」という言葉を耳にしますが、私達は「小さな子供達とお母さんの為の」というふうに置き換えたい。
スマホがあり、なんでも手に入る様な錯覚をしてしまいがちですが、現代のこども達が便利なものと引き換えに失ってしまっているもの。
それは、紛れもなく「生の体験」だと思います。

ベビードラマの上演を通して、
沢山のものが無くても日々の暮らしの中には親子で楽しめる事に囲まれているよ❤️
頑張りすぎずに、肩の力を抜いてかけがえのないこの時を楽しんで欲しい。
という、きっかけ作りになれば幸いです。

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