ブンナよ、木からおりてこい 「福岡ろう劇団博多」

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私達、音で風になりま~~す♪
トンビになりま~~す♪
木になりま~~す♪
いろいろなりま~~す♪
「ブンナよ、木からおりてこい(原作・水上勉)」といった人間社会を動物たちに変えた生命のやり取りをテーマにした作品。
いつもと違う私たちを見に来てください♡
詳しい情報はチラシをご覧くださいね♡

以下新聞記事より、抜粋・・・

●●県内の28~70歳の聴覚障害者13人で作る劇団「福岡ろう劇団博多」が12月17、18日、福岡市博多区の専門学校九州ビジュアルアーツで第10回自主公演を上演する。

手話と体、表情で演技する「ろう劇」を多くの人に知ってもらおうと、今回から「声役」に演技を学ぶ同校の生徒を起用する。

今回上演するのはシイの木の上で、主人公のカエル、ブンナが鳥や蛇たちと出会い、自然界の弱肉強食を目の当たりにするという「命」をテーマにした物語。

これまで聴覚障害者やその身内など近い関係の人に向けて、楽しくて笑える物語を演じてきたが、今回は観客に聴覚障害者について全く知らない人を想定し初めて重たいテーマを選んだという。

これまで舞台の声役は、劇団事務員など手話のわかる健聴者が担当してきたが、今回は同校の声優科の生徒に出演を依頼。外部からの集客につながり「ろう劇」を広めるだけでなく、若い世代の健聴者が聴覚障害者と関わることで〝聞こえない〟とはどういうことかを社会に発信するきっかけにしたいという。

「生きるために奪い合う自然界で、それぞれ生きる世界が違うこと、みんな同じ命を持っていることを伝えたい」と劇団代表の鈴木玲雄さん(30)は話す。

劇中音楽は福岡を拠点に活動するアフリカ音楽のアーティスト集団「GEKIDAN☆AFRICA」が制作。芸術は誰でも楽しめるものであってほしいと「ろう劇」の上演に取り組む鈴木さんは「僕たちにとっても井の中の蛙でいるのではなく、積極的に外と関わるきっかけになっている」と笑顔を見せた。●●

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