Love letter from Thailand!

サワディ〜カ〜!(^^)!
こちらタイ遠征組です。毎日暑ーいです。日本の心地よい秋風が懐かしい。人間は無い物ねだりですね^^;

5年前から始まったこのAAA(Asian All stars for Africa)は、アジア各国から集まった西アフリカ伝統芸能ラバー達が毎年一度アジアのどこかでトレーニング&パフォーマンスを行うといった一大プロジェクト。劇アフからはトレーナーとしてHiroki,Rumiko他みなぞうやユースメンバーのRui、カメラマンとしてJJが参加しています。

今年も、韓国・中国・香港・台湾・シンガポールからメンバーが集まり1日6時間、最終日のパフォーマンスに向けて全力疾走中です。

さて、昔から感じている事をちょっと書きます。
ここ5年間、ワークショップなどの仕事で各国を飛び回っていますが、少なくとも音楽関係で知り合う人達から反日感情を受け取った事は一度もありません。

例えば中国の空港で、見かけから日本人じゃないと思ったのでしょうね、「Hello」話しかけてきた中国人家族。「Where you from?」と聞かれて「I’m from Japan」と答えた時の一同の顔の曇りかた。今までの笑顔が一変。嫌悪感でいっぱい。

ある時は、小さな商店で店主が日本人が鬼軍曹というTVを見ているタイミングで入ってドキドキしたこともあります。

でも、日韓関係が悪化した8月、その時の韓国でのドラムワークショップでは、変わらない笑顔とハグで迎えてくれました。

この仕事をしていて、国や文化・歴史が違っても、人との関わりの中で国境を感じたことはありません。過去に悲しい歴史を持っていても、事実に背を向けずポジティブに世界平和を願う人達ばかりだからです。芸術には、人を一つにする力があります。政治家の皆さん、もっと音楽を聞いたら良いのに。

小学校では、カリキュラムが増えて図工・美術・音楽といった芸術分野の人員が削られています。
心がやわらかくなる時間はどこにあるのでしょう。

全ての武器を楽器に・全ての暴力を踊りに。
劇団発足から13年目を迎えますが、その想いは少しも揺らいでいません。世界が抱える問題は山積みで、私たちできる事は小さいけれど、私達のやり方で使命感を持って社会貢献をしていきたいです。一人一人の幸せが世界平和につながっていると信じて。

タイから愛をこめて☆
Have a nice day ^^

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